ヴァイスプレイヤーよ、フィジカルから逃げるな
皆さんカードゲームは頭脳だけで戦う競技だと勘違いしていませんか?
ヴァイスシュヴァルツが手を使ってカードを動かす種目である以上、フィジカルの強さが関係ないはずがありません。
野球やサッカー等の、体を動かして行うスポーツはフィジカルだけでなく頭の良さも必要になりますよね。
肉体美を競うフィジークやボディビルでも頭を使わずには勝つことの出来ない競技と言えるでしょう。
何が言いたいかというと、カードゲームだからフィジカルは関係ない、ボディビルだから頭脳は必要ない、という事はなく、どんな競技でも頭脳とフィジカルの両方が必要なのです。
カードゲームの中でも特にフィジカルと関係性の深い種目がヴァイスシュヴァルツという訳ですね。
今回はヴァイスシュヴァルツ解剖学の権威である深見教授の研究結果を元に、ヴァイスシュヴァルツに必要な筋肉をお教えしたいと思います。
よろしけれお付き合い下さい。
キャンセルの強さの秘訣
キャンセルの強さは体重が鍵になります。
これは筋肉量とかではなく単純に体重の重さです。
2023年の研究結果によると、同じ圧縮率の山札に同じ打点でアタックした際に、体重約4kgにつき1回のキャンセル差が生じるそうです。
キャンセルが強い人のことをボディが強いと呼ぶのはこれが由来ですね。
この事実が広まるとWGPの会場が相撲部屋のようになってしまうので、これまでは意図的に隠されてきたとかなんとか。
また、これを知った痩せ型のプレイヤーはこの種目に階級制度が無いことを嘆きながら、日々ウェイトを積む努力をしています。
〇〇に遠征した時にオススメのお店、みたいな記事が生まれた背景には、遠征で消費したカロリーを補いオーバーカロリーで今よりも更に強くなろうという意図があったんですね。
皆さんもキャンセルが下ブレて負けたと嘆く前に、まずは体重を増やしましょう。
太れるというのはそれだけで才能なのですが、食べてもどうしても太れない人は粉飴を飲むなどしてカロリーを稼ぎましょう。
(※自己責任でお願いします)
引きの強さ
先攻1ターン目で特に活躍するレベル0のキャラを引く、後手1でレベル0連動多面成功、毎ターンハクチューアラモードを使える、等の引きが強いとされる動きをできるプレイヤーは広背筋が発達しています。
逆に引きが弱い人に共通で見られる特徴として、手先だけでカードを引くことが挙げられます。
広背筋はとても大きな筋肉なので、手先だけよりも重い重量を扱えますね。
そのタイミングで必要なカードというのは非常に重みのあるカードです。
なので手先で扱おうとしても上手くいくはずがありません。
背中を鍛えて毎ターンハクチューアラモードをしましょう。
背中は結局チンニング、という言葉もあるので懸垂を頑張りましょう。
クライマックスの得意不得意
8門は得意だけど8電源は苦手、もしくはその逆だったり、苦手とは言わないけどこっちの方が得意、という人は多いかと思います。
これは各クライマックスに必要な筋肉の部位が違うからですね。
門を上手く扱うには肩の筋肉、電源を扱うには大胸筋が重要となりますが、その部位を上手く使えていないことが原因となり苦手意識に繋がっているのです。
所謂マインドマッスルコネクションができていない状態ですね。
例えばベンチプレスは胸の種目ですが、間違ったフォームであったり胸を使う意識ができていないと、腕や肩の力で上げてしまい、重い重量を扱えないどころかケガにも繋がります。
これと同じで、門が得意な肩族の皆さんは肩で電源を扱ってしまっているんですね。
なのでいくら肩で電源のデッキを扱っても上達しないのです。
アリスギアやホロライブ、シャニマス、蓮ノ空等、昨今は8電源で強いデッキが多く生まれています。
これらを上手く扱う為にも大胸筋のトレーニングは欠かさず行いましょう。
ちなみに深見教授曰く、ハトがヴァイスのルールを覚えたら今期はハトが扱う蓮ノ空、所謂鳩ノ空には誰も勝てないとのことです。
なので皆さんも、ハトがヴァイス界隈に参入しないことに感謝を忘れずに。
危機感
公式の大会にて何度も結果を残したことのある人であったり、それを目的とした人のことを競技勢、そうでない人のことをカジュアル勢と呼んだりしますね。
どちらが偉いとかはなく、どちらも正しいヴァイスシュヴァルツの楽しみ方と言えますね。
多くの人はそれの半々くらいの気持ち、近い所の地区大会には参加するし環境も見てるけどある程度の範囲で頑張ろう、という方が多いのではないでしょうか。
そういった方が競技勢呼ばれる人と当たった際に、上手く言語化できない差を感じたことはありませんか?
競技勢の方々がヴァイスシュヴァルツが上手く、フィジカルも強いのは勿論なのですが、競技勢とそれ以外の人で最も差が出るのが危機感です。
筋肉が成長するには、筋肉に今のままだと死ぬ、という危機感を与えることが大切だという見解があります。
負荷の弱いトレーニングをいくらやっても筋肉は大きくならないように、危機感の無いヴァイスシュヴァルツをいくらやってもあなたの体もデッキも成長しないのです。
競技勢の方々は結果を残すという目標に向け、友人と行うフリー対戦よりも負荷のかかるヴァイスシュヴァルツをより多く行っています。
『ここでキャンセルしないとまずい』『CXコンボを決めないと負ける』というような危機感と常に戦っているわけですね。
その結果デッキや体がその負荷に耐えられるように成長し、より強いフィジカルとデッキが生まれるのです。
皆さんも大会とジムへちゃんと通い、フィジカルもデッキも鍛えていきましょう。
まとめ
ヴァイスシュヴァルツとフィジカルが切っても切れない関係だということがお分かり頂けたかと思います。
負けたら言い訳を並べる前に筋トレしましょう。
もちろんカードゲームである以上、フィジカルで勝っていても負けることもあります。
だからといって体を鍛えなくていいという事にはなりません。
勝つ為にやることを全てやって、はじめて努力と呼べるのです。
なのでヴァイスシュヴァルツで強くなりたい人は、カードショップへ行った後はジムにも行きましょうね。
それでは皆さん、次回はゴールドジムでお会いましょう。
ばいばい。
最後に
友人がネオスとタイカプで勝ってる間に私はこんなことばっかりやってます。
情けないね。