【雑記】老害勢による近代ヴァイス理論
どうもおじいちゃんです。
私がヴァイスシュヴァルを始めたのばラブライブ!初弾くらいなので、2013年頃です。
スタン時代やディスガイア全盛期などの環境は触れていないのでそこまで古参という訳でもありませんが、気づいたらもうすぐ6年経つんですね…。
途中他のTCGに移ったり、個人的な事情でやる暇がなかったりなどで触れない時期もありましたが、真面目に考え出したり大会に出始めたのは2013年頃でした。
その頃の環境についての話はここでは触れませんが、その頃のカードと今のカードのカードパワーを比較すると、やはりびっくりする位カードが強くなっていますね。
カードゲームなので多少のインフレは仕方ないですし、個人的にはヴァイスシュヴァルはそこまで酷いとも思っていませんが、たまに驚かされます。
新しいカードに合わせて、我々プレイヤーの考え方も大きく変わってきましたね。
そこで今回は2019年春頃のヴァイスシュヴァルのセオリーや、環境のベースとなっている考え方をまとめます。
もちろん全て私の偏見や個人的解釈なので、全て正しい訳ではありません。
あくまで一つの意見として読んで貰えると幸いです。
それではいきましょう。
※2019/6/24
ノートも始めました。
こちらで有料記事を載せていきます。
2019年6月時点でのゴブリンスレイヤーの記事にて環境についての考察も行っております。
よろしければご覧頂ければ幸いです。
近代ヴァイスのレベル0
何年か前のレベル0は、移動を持つタイトルが少なく、それを持っているだけでレベル0を優位に運ぶことができました。
さらにレベル1での手札を増やす手段も今程多くなかったので、レベル0で移動を出されたら諦めることが多かったです。
しかし近年のレベル0は
·移動は殆どのタイトルが貰っている
·手札の消費を抑えながらアタックできる
·コストなしで手札に戻るレベル0の流行
などにより、高速化が進んでいます。
霞互換(相手をリバースさせた時に自分のキャラを後列に下げる)やジョー互換(相手のドローフェイズにこちらの山札の上がレベル1以上なら手札に戻る)などが大量に刷られ始め、レベル0でのアタックが楽になったのが大きいですね。
さらにレベル1での手札補充が楽になったので、多少の無茶が効くのも後押ししています。
それらの要因により、近年のレベル0は
·レベル0で沢山アタックしても手札の消費が少ない
·手札はレベル1で増やせば問題ない
·相手にレベル1の準備をさせる時間を減らしたい
·早い段階からダメージを多く入れたい
·相手を先にレベル1に上げて、相手のcxをレベル0から受けてレベル1でのリフレッシュを狙いたい
などの考え方によりレベル0は沢山アタックしたい、という考え方が一般化している印象です。
長々と話しましたが
『沢山アタックしても手札に困らなくなったから、沢山アタックしてストックとダメージレースを稼ごう』
というような考えが広まったのかなと感じます。
これにより先攻の優位性は更に上がっているのかなとも感じますが、逆に後手は3回アタックできるとも言えるので、何とも言えませんね。
ケースバイケース。
近代ヴァイスのレベル1
手札補充手段
島風互換(cx対応で相手をリバースさせた時にアドを取るテキスト)の普及により、レベル1の考え方は大きく変わりましたね。
特に宝や門など、手札に握りやすいcxでの島風互換はやはり強力です。
島風互換以外にも、リバースを取る必要の無い手札補充手段も増えてきたのが近代ヴァイスのすごいところですね。
「ハッピークリスマス香澄」を代表に、アタック時に手札が確実に増やせるカードは本当に強力ですね。
ゴブリンスレイヤーでもまた同じように扉対応のアタック時にイベント回収(サーチ)が出るようなので、より一層リバースに依存しないカードが増えないか心配です。
『レベル1は手札を増やすタイミング』というカードが増えたことで、先に述べたようにレベル0での動きが変わりました。
また、『レベル1の初動はcxを貼ってダメージを通しにいく』という考え方もかなり一般化しましたね。
まだ山札の圧縮ができる前に大きな打点でアタックすると通りやすいので、この考え方は広まりましたね。
これにより序盤から山札をある程度削る必要が出てきたように感じます。
パワーライン
レベル1は7500あれば固い、というのはもう古い考え方となってしまいましたね。
近年は自ターンだけパワーがしっかり出せるカードがかなり増えてきました。
cxを貼るという考え方が広まったのもあり、レベル1のパワーは7500〜8000以上でアタックされることが増えました。
相殺の質も上がり、レベル1で盤面を取るのが少し難しくなってきていますね。
しかし逆に、スタンバイアイコンの登場により盤面を取るのが楽になった面もあります。
最近だとオーバーロードの扉スタンバイなど、レベル1からかなり固いパワーラインを並べるデッキも存在しますね。
このようにスタンバイを使えば割られない盤面を作ることもできますが、手出しのキャラで昔のように固い盤面を作るのは難しくなっている印象を受けます。
なのでスタンバイを使わないデッキでは返しのパワーラインより、自ターンのパワーラインをしっかり考えてデッキを組む必要があるかと思います。
cx込で7000以上は基本、少し固い相手にも割れるようにそれ以上のパワーを出せるカードも何枚か採用しておくと楽になることがあるかもしれませんね。
近代ヴァイスのレベル2
以前はレベル2はレベル1の延長のように考えられていましたが、今はレベル3のような考え方をしなくてはいけなくなりましたね。
レベル2からレベル3のキャラを出せる、早出しキャラが一般化し、レベル2はレベル3のキャラで盤面に圧をかけるのがセオリーになっています。
その為レベル3のキャラを相殺できるキャラや早出しメタカウンターをある程度採用することが必須と言えます。
ここでレベル3のキャラ(2打点)が出てくるので、レベル1で山札を削り圧縮率の高い山札の構成が必要になります。
大きな打点で本格的にアタックを始めるのがこのあたりからなので、ここのダメージをしっかり止めないとかなり危ないです。
スタンバイ相手だとここからレベル3のキャラがポンポン出てくることもあるのでしっかり対策を考えておきましょう。
風アイコンを採用できればいくらか楽になりますが、採用できるデッキも多くはないので、新しいデッキを組む際の基準の一つにはなるかもしれませんね。
また、前列にいるレベル3は確実に処理できるようプランを考えておき、デッキ構成や動き方をある程度決めておきましょう。
一部のデッキではレベル2からソウル減点、再スタンドなどゲームを終わらせにくるタイプもあるので、そういったデッキに対しての動きや対策も考えておくと良いかもしれません。
レベル2はレベル3の準備も大切ですが、早出しキャラをしっかり処理しないと相手のレベル3の準備がとても楽に行われてしまうので注意が必要です。
近代ヴァイスのレベル3
とにかく強いカードが増えましたね。
相手を倒し切る性能の高いカードや、コストの軽い回復による耐久など、様々な相手を想定しなくてはいけません。
これがこのゲームの面白いところかもしれませんね。
レベル3の考え方で個人的に一番変わったと思うのは、回復の重要性です。
詰め手段の向上により、自分のターンが長いほどワンチャンスが生まれやすくなります。
また、相手の詰め手段で確実に負けるクロックでいるのは非常に危険なので、可能な限り0クロックまで戻したいですね。
相手の山札を操作するカードも増えましたので、相手のタイトルにどんなカードがあるのかもしっかり把握しないと動きを間違えかねません。
1つのミスでそのまま負けるなんてことにならないよう、色々なタイトルを見ておきましょう。
近代ヴァイスまとめ
とにかく早い。
分かりやすく強いカードが増えた。
各レベル帯の考え方が数年前から大きく変わり、古いプレイヤーも新しい考え方を取り入れないと勝ちにくい時代になってきましたね。
私のようなおじいちゃんも大変です。
早いゲームを押し付けるデッキが増えてきたので、1つのミスの重みも上がってきています。
しっかり考えて動く必要がある反面、時間切れに対して厳しくなっているので、早く最善手を考える練習も必要になっています。
自分の中でのセオリーや、ケースごとに必要なカードや動きをしっかりつくっておきましょう。
一方で昔よりもヴァイス人口が増えたことや、ツイッターの普及、アプリの登場などによりデッキレシピを考えたり探したりするのが楽になりましたね。
有名なプレイヤーさんや、大会で勝ったデッキなども調べればすぐに出てくる時代になりました。
これらを使い環境のデッキや考え方をしっかり取り入れていきましょう。
以上で終わります。
あまり参考にならなかったかもしれませんが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
最後に
上ブレが大切。