【雑記】最近のカードについて
前回の『老害勢による近代ヴァイス理論』が思っていた100倍くらいの反響があり、そこでリクエストを頂いた内容になります。
今回は「最近よくあるレベル3のテキスト」と「各色の特徴」についてです。
近年のカードパワーにびっくりしている隠居勢は多いようですね。
私も以前、デレマスのTPや物語全盛期時代はこのゲームから離れており、それらのカードを見てちびりかけたのをよく覚えています。
「昔やっていて最近戻りました」という人も同じ気持ちなのでしょう。
そこで今回は
·最近のレベル3のカードについて
·最近の各色のカードについて
の2つを中心に、最近のカードについてまとめていこうと思います。
今回もまた、私の偏見や個人的な解釈になります。
全てが正しい訳ではないのでご了承下さい。
それではいきましょう。
最近のレベル3について
『手札1枚を捨ててクロックをストックに置く回復』が増えてきましたね。
このテキストは本当に強いと思います。
1ストックで2打点キャラを場に出せるので、5ストックで3点回復しながらキャラを並べる動きが可能になりました。
タイトル内にあるのであれば、2枚程採用したいカードです。
『相手の山札に干渉するレベル3』も近年は少しずつ増えていますね。
画像のカードのように控え室のカードを戻すキャラや、「受け止めた想い青葉モカ」のように相手のトップを操作するカードも出てしまいました。
これらのカードは相手ターンに防ぐ術が殆どないので、しっかり対策しておく必要があります。
山札に戻すテキスト相手には、控え室を空にしてターンを返したり、椎名互換(自分の山札を控え室と合わせてリフレッシュするカウンター)などを用意しておきたいですね。
また、「受け止めた想いモカ」相手にはレベル1やレベル2のキャラを盤面に残さないよう注意しましょう。
サイドアタックにより確定でダメージが通ってしまいます。
レベル3に限った話ではありませんが、『山札を上からX枚控え室において、ソウルトリガーの数だけメリットが起こるテキスト』も最近増えた気がします。
ソードアートオンラインの「恐怖の克服アスナ」も似たようなテキストですね。
また、バンドリのハロハピはトリガーアイコンをめくった際にテキストが誘発するものも多いです。
「不在の歯がゆさリーファ」など、トップを落としてトリガーなら再スタンドというカードもちょこちょこ見かけますね。
ゴブリンスレイヤーではこのようなテキストが多く見られます。
「王の財宝ギルガメッシュ」には苦い思い出があるので、このようなテキストは怖いです。
しかしバーンや回収枚数が不確定なので、できれば頼りたくないとも思ってしまいます。
榛名互換にはとりあえず強いテキストが付くという風潮が最近ある気がしています。
バンドリはもちろん、ゆらぎ荘の「ゆらぎ荘の風紀委員狭霧」やレヴューの「運命の舞台愛城花恋」などびっくりするくらい強いテキストが付くようになりました。
元祖榛名も1コストアンコールと、当時としては強力なテキストを持っていますが、近年はより顕著な気がします。
回復でないレベル3はあまり多く採用しにくい環境なので、榛名互換のような詰め手段に強いテキストが付いているのは嬉しいですね。
『理不尽なまでの詰め性能』を持つカードも増えました。
「鳥籠の歌姫湊友希那」などリバースさえ取れれば勝てるようなカードも多いですね。
これらのカードにはリバースされない盤面をつくるか、1ターン全面空けてターンを返すなどの対策は必須ですね。
相手のレベル3の動きを見極めないと、そのまま負けに繋がることが多くなっています。
また、リバース要求のない「出会えてよかったチノ&ココア」のような強力な詰め手段には、レベル3までの動きが非常に重要です。
いかに相手に楽をさせないか、詰めのストックや手札を枯らせる動きを意識しておきましょう。
アタック時のバーンは止める手段がないので、相手にそもそもさせない動きや、やっても無駄だと思わせる状況を常につくる必要があります。
極端な話、相手がレベル3になって詰め手段を使われると負けると判断する場合は、途中でアタックを止めて相手をレベル2で止めるのも頭に入れておきましょう。
頻度は少ないですが、状況によっては大切な判断となります。
『レベル3の+2000応援』はあるなしでタイトルの価値が大きく変わると思います。
進撃の巨人やログ・ホライズンあたりから出始めました印象がありますが、最近のタイトルには多く刷られています。
中でも「波状攻撃アスナ」やダリフラの「ジェニスタ」は最高品質。
リバースを取ったキャラを思い出に送れるかどうかでも非常に重要です。
使いわまされたくないキャラを思い出に送れるかどうかはとても大切。
+2000応援を持っていないタイトルは、これを出されると盤面を取るのが相当難しくなります。
レベル2の『レベル3のキャラに+2000応援』も強いですが、やはりレベル1にもかかったほうが当然強いですね。
登場時にメリット効果のあるカードが多いので、風アイコンで安易に戻しても無駄なことも多いので対策が難しいと、相手にかかる圧が非常に大きいカードだと思います。
タイトルにあるのであれば、ぜひ採用したいカードでさね。
『控え室のcxが2枚以下で早出し』テキストも増えましたね。
『場に4枚指定特徴のキャラがいれば早出し』のテキストも近年見られるようになりました。
[レベル2ではレベル1の延長を行ってレベル3の準備をする]という考え方から、[レベル2はレベル3のキャラを早出しして相手に圧をかけるタイミング]と変わりました。
回復やサーチなどメリットを持っていることが殆どなので、レベル2でもリフレッシュを狙い相手に安易に詰めさせない状況をつくることができます。
レベル2ではレベル3のキャラは出てくるものと考え、対策を考えておくことは必須ですね。
『前列にいるなら前列のキャラ全体に+1500』というテキストも出てきましたね。
自身も含まれるので単体でもパワーの高いカードとして運用できます。
後列を使わないので、パワーをもう一段階上げられるのが強みでしょうか。
複数並べるとかなり高いパワーのキャラを並べられるので、盤面を取るのが非常に楽ですね。
しかし盤面を固めても回復キャラを出す場所がなくなるとも言えるので、使い方には注意が必要かもしれません。
最近のレベル3まとめ
とにかく強い。
離れていたプレイヤーから見るとびっくりするカードが本当に増えました。
また、昔よりもレベル3を採用する枚数は増えている傾向にあります。
早出しキャラの一般化によりレベル2のアタッカーを採用しないことが増えました。
カードの質が上がったことにより、必要なカードが増えたのも要因です。
相当昔の話かもしれませんが、以前は[レベル3は5〜8枚]という印象でしたが、今は[レベル3は8〜10]と基準が変わったような気がします。
レベル3のキャラが強くなり、回復キャラを多く採用しないといけなくなったとも言えるかもしれません。
各色の特徴について
レベル3についてが長くなってしまいましたので、こちらは簡単に。
○赤色
相変わらず強いカードが多い。
回収やバーン、再スタンドなど何でもありの色。
シャーロットあたりで、赤なのにサーチの集中が出てしまったあたりで赤色も何でもアリになったイメージがあります。
○青色
元祖他の色の特徴を奪う色。
バーンを飛ばし始めたあたりで様子がおかしくなってきました。
『相手の山札を下から5枚控え室においてcxの枚数分バーン』は最近だと青にしかありませんね。
また、『相手のドローフェイズのはじめに+4000』のテキストの登場によりパワーもしっかり出せるようになりました。
ドローするテキストは最近青でも見ませんね…。
○緑色
タイトルによって収録すらされない色1号。
クロックから回収やリバースを取ったキャラをクロックへ送るなど、この色にしかないテキストはまだまだ多いのがせめてもの救いでしょうか。
しかしこの色にも回収集中なども存在し、生存する為の努力が見られます。
最近はストックを貯める手段がかなり楽になっているのが特徴的ですね。
○黄色
タイトルによっては収録すらされない色2号。
ショットテキストやトリガーアイコンを絡めたテキストはやはりこの色の特徴でしょうか。
ソウルパンプもこの色に多いので、昔からの特徴は何とか維持しています。
回収集中ももらい、手札を増やす手段ももらいやすい色ですね。
しかしcxのアイコンで手札を増やせないということでメインに据えにくいのも事実です。
各色の特徴まとめ
もう何でもあり。
とはいえギリギリのところで各色の特徴を守ろうとする意識は見られますね。
近年は色でカードを刷るというより、タイトルやキャラでカードのテキストをつくっているような印象を受けます。
応援の査定なども変わり、カードの作り方は以前と大きく変っていますね。
長い間続いているゲームなのでインフレや、以前の慣習が変わるのは仕方ないことなのでしょう。
面白いカードを生み出し続け、ギリギリのカードパワーで環境を維持しているとも取れるので最近のカードや環境は個人的には悪くないと思っています。
以上で終わります。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
最後に
バンドリ=最近のカード。