【WS考察】富士見ファンタジアの評価は？デッキレシピも紹介
※あくまで発売直後の私の感想です。
富士見ファンタジア文庫が発売されましたね。
二つ目のレーベルタイトル。
今回は角川スニーカー文庫のように既存タイトルに混ぜられるカードはなく、このタイトル単体なので完全に新規タイトルになりましたね。
これまでにないテキストが多く見られ、ブシロードのチャレンジ精神が伺えます。
今後も新しいテキストを刷りながら環境が調整されていくといいですね。
ここではカード別の解説と、デッキレシピをいくつか紹介させていただきます。
富士見ファンタジア文庫を組む人に、少しでも参考になればと思います。
それではいきましょう。
カード別解説:ブースター編
レベル0の「いつもの光景」持ち。
色の要求がなく序盤に引いてもアタックに使える点や、レベル1でストックからストックを積みはじめるデッキに強いのは明確な強みですね。
キャラなので使いまわしやサーチ、回収も可能なので非常に強力なカードです。
初音ミクやこのすばのようなデッキには存在だけで圧をかけられそうです。
ゾロメ互換。
ストックを使わす山札を削りながら手札を増やせる便利なカードですね。
クロックコストはタイミングによって強弱が変わるので好みが別れますが、黄色で無難に採用できる点は強いでしょう。
前列全体に-1000は刺さる相手には刺さりそうですね。
パワー500のリバース時テキスト持ちが何枚並んでいても全員焼くことができます。
パッと思いつくのは青ブタやけものフレンズのパワー500のシステムキャラでしょうか。
しかし自身のパワーも低く、刺さらない相手には不要になることが多い印象も受けます。
防御札。
cxを使われない状況でトリガーで乗らなければ2面からダメージを受けないのは非常強力です。
しかしcx対応等のリバース時のバーンにはあまり効かないのがホラー互換との違いですね。
打点が4減るのは単純に強そうです。
早出し11000のクロックシュート。
榛名互換と似た感覚で使えますね。
パワーも高くレベル2のアンコール持ちをクロックに飛ばせるのは強いと思いました。
レベル2から打点差をつくりやすく、先に相手にレベル3に上げることができれば強い動きができるように意識すれば強力なカードだと感じます。
新クライマックスの対応キャラ。
cxコンボはレベル2のキャラにしては控えめなのは新しいcxが強すぎた時の為の調整でしょうか。
この手のテキストであればトップ確認ではなくキャラサーチになる気がします。
バニラサイズまで上がりアンコールも持っているので最低限の仕事はできるカードですね。
新クライマックス。
1枚ドローが自分のレベル以下のキャラ回収に。
引いても腐らないcxですが、貼った時にパワーが上げられないのが気になります。
使ってみないとイマイチ評価しにくいカードですね。
宝対応の回復持ち。
「受け止めたい想い青葉モカ」と比べなければ強いカードだと思います。
コストがかからず相手の山札を触れるのはやはり強いですね。
この手のテキストは使われると強く感じますが、積極的に使いたい訳でもないというのが私の正直な所です。
このタイトルで3番目に驚いたカード。
11000のバーン封じは破格です。
マーカー指定のカードは邂逅互換（登場時キャラ×500パンプ）です。
近年は早出しに対する解答は用意するものですが、こういったレベル2のパワーの高いキャラには早出しキャラ以外では触れないデッキが多いのではないでしょうか。
条件があるとはいえ、1コストで相手に2コスト要求でき、カウンターで守れる範囲が殆どなパワーは優秀です。
後列でパンプしてあげれば割られる可能性は低いカードだと思います。
スタンバイ対応の回復。
cxコンボが永続効果なのでスタンバイで釣ったターンからパンプが入ります。
釣ったターンに全体+3000はすごいです。
「狂花のナイトメア狂三」は回復も持っていなくパワーも低めなので、スタンバイで出すかはともかく相性は良さそうですね。
cxが置かれたときタバコ互換回収。
1コストでイベントを確定で回収できるのは悪くないですね。
レベル1でcxコンボを使うのに抵抗のある人はこちらで手札と山札を整えるのも良いかもしれません。
1コスト技術アンコールのストブ持ち。
カウンターを使えばある程度のパワーから守ることができ、自身の登場コストを補えます。
自ターンに誘発させてアンコールしても1コストしかかからないので融通が効きそうなカードです。
スタンバイで釣っても強そうですね。
コスト踏み倒しとソウルパンプ付与。
パワーのパンプ値も高く、1枚で相手にかなり圧をかけられるカードですね。
強いと思います。
扉対応の新田互換。
無難に強いのでこちらに頼ることは多いかもしれませんね。
スタンバイ対応の回収集中。
起こせるキャラが指定されていますが、指定キャラもスタンバイで釣っても悪くないキャラなので序盤は悪くなさそうです。
回収集中がRに収録されてよかったです。
登場時の控えオカケン。
レベルではなく特徴参照なのでレベル3にわざと上がるタイミングなどにも強く使えますね。
レアリティも低く登場時効果と偉いです。
在中できる回復持ち。
「狂花のナイトメア狂三」の後ろに置きたいですね。
今回の目玉カード。
1番驚いたカードです。
クロックにより使える効果が変わる分、普通よりも強いテキストが2つ付いていますね。
山札から出た時も追加1コストで同名カードを出せるので4コストあれば2点キャラが3面並ぶすごいカード。
クロック2枚以下のテキストはcxを戻して山札を一気に強くできますね。
上手くハマればやばそうです。
クロック3枚以上のテキストは美智留テキストにパンプまで付いています。
詰めと耐久の両方を持っていますが、自身のパワーが低いのと状況次第で使い分けられない点が気になります。
しかし状況が噛み合えば相当強そうですね。
強い集中。
cxを捲ったら+1000は強いですね。
タイミングが噛み合えば踏めない面も減りそうです。
レベル3の参照コストになるキャラ。
デッキに採用しやすいテキストなので、対応のレベル3を採用しなくてもデッキに採用したいですね。
SPがかわいい。
手札コストがキャラ指定になったことにより4枚見れるようになったカズマ互換。
対応のcxやイベントを持ってこられるのは強いですが、手札のcxを処理できないのはやはり辛いです。
個人的には強いカードだと思います。
パワーを倍にすれば何でも踏めますね。
早出し条件と回復方法が強いので、パンプテキストよりはそちらがメインでしょう。
パンプテキストはどうしてもな時や手札のcxを処理する手段という考え方になるのでしょうか。
フリーバウンス持ちの再スタンド。
バウンスとパンプテキストにより相手のキャラをかなり踏みやすいですね。
コストが手札のキャラ指定なので軽めになっています。
コスト面や回復でないことから多面狙うのは難しい印象です。
アンコモンのレベル3なのである程度は仕方ないでしょう。
しかしかわいい。
2番目に驚いたカード。
特徴を選ぶのでアンタッチャブルも関係ありません。
特徴参照のパンプテキストや、特徴キャラの枚数参照で発動するテキストが一気になくなります。
複数の特徴を参照し、盤面にその二つの特徴を持つキャラしかいない場合には注意が必要になるので注意しましょう。
ひなろじとか。
カード別解説:TD編
cxを捲るとソウル+1のドロー集中。
スタンバイとイベントを採用したデッキであれば、もしかしたら使うかもしれませんね。
キャラサーチとゴリラテキスト。
最終ターンに強く使えそうです。
扉対応。
回復とバーンとストブのできるすごいカード。
扉が採用したくなったらこちらになることもありそうですね。
デッキレシピ
門扉。
無難です。
イベントでソウル減点しながら狂三で耐久を狙います。
イベントが多いのでレベル1は本対応でもいいかなと思いましたが、やはり扉が欲しいのと山札の処理が大切ということでこちらに。
扉と新cx。
レベル1のcx対応アレルギーのレーバテインを使いたい友人の為に考えました。
値段も安めに。
レーバテインを立てて「魔王の愛」かカウンターを構えます。
新しいcxでパーツを集めつつタバコ互換で山札を掘ります。
扉宝。
宝対応も触ってみていいのかなと思い考えてみました。
8扉。
やることは2つ目と同じです。
こちらの方が集中や新田互換により山札を削りやすいですね。
扉8枚なので捲っても安心です。
富士見ファンタジアまとめ
新しいテキストが多く面白いタイトルですね。
目を引くのはやはり「狂花のナイトメア狂三」です。
今までにないテキストの作り方であり、全てのテキストが強いというこのタイトルを組みたくなるきっかけになるカードですね。
キャラの人気と相まってSPの値段がとんでもないです。
全体的な評価としては強いと思います。
性能の高いカードが多く存在しますね。
レベル0の「いつもの光景」キャラや質の高い集中、扉対応のレベル1、優秀な後列、レベル0のキャラも一通り揃っていると、まとまったカードプールのように見えました。
「魔王の愛」などの変わったカウンターもあるので、対面に来たときに警戒するカードが多いです。
レベル3も一通りは揃っており、無難にこなせるカードから少し変わったテキストまで様々ですね。
このタイトルでしかできない事が多い良いブースターだと思います。
これからもこのようなブースターを定期的に出して欲しいですね。
イカれたカードが登場しないことを祈っています。
以上で終わります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後に
今回は肌色が少なくて安心しました。
